■
1週間前に思い立って予約した松本旅行。優待が受けられるとのチラシを見て、宿泊先の雰囲気がとても気に入ったことがきっかけでした。
中央線にひたすら乗って5時間ちょっと。
途中の小淵沢駅。遠くに見える山々が雄大。
ここで「小淵沢丸政の信州牛御辨當」を買って電車で食べる。
お肉が柔らかくて、炭火焼きの良い匂いが最高。
ごはんとの間のキャベツまで美味しい。
やっと松本駅に到着。
お城口を出ます。風がとっても冷たい。
車窓から見えていたさっきまでの町とは違って結構開けていて、イトーヨーカドーやパルコもありました。
新宿までのバスもあったりして、何だか遠くに来た気持ち。
目的地までの道すがら、雑貨屋や骨董屋?なのかポツポツ雰囲気の良いお店がありました。ちょっと意外。
10分程歩いて着いたのは、松本市民芸術館。壁一面に塩おにぎりライクな模様。
間違えて、中に入った所。この後、15分くらい迷って館内をウロウロ。
行きたかったトップガーデン。
何があるわけでもないんだけど。
何mくらい下まで土なのかな。思ったよりふかふか。
ホテルまで歩く。
途中、中町通りを歩きたかったんだけど、道に迷ってそのままホテルに着いてしまった。
泊まったのは、松本ホテル花月。
2016/4にリニューアルしたようで、とっても綺麗でした。蔵のような外観。
予定より30分早く着いてしまったのですが、チェックイン可能とのこと。
談話室という、雰囲気満点のスペースで手続きをします。
私がチラシで見た素敵な写真は、このスペースのもの。
建物の説明をしてくれたのは、たどたどしい日本語が可愛らしい中国の方でした。
あまり似ていないのに、お世話になった先生を思い出し、懐かしい気持ちになる。
お部屋も、焦げ茶色の家具で統一されていて、とっても好み。
おしゃれです。
夕食まで小休憩。
プランは電話のみの予約だったこともあり、事前に詳細が分からず。
少し心配もありました。
夕食場所はホテル内のイカザというレストラン。
メニュー。
フレンチかしら。
一皿めは、バーニャカウダ。
つけるのは、蕪、人参、大根、菜の花etcの生野菜。
ソースがとっても美味しかった!
ニンニクが効いていて、コクがあって、大好きな野菜がすすむすすむ。
二皿めは、蛍烏賊とスナップエンドウのサラダ。添えてあった、腸×生クリーム?のアワアワが美味しい。
メレンゲみたいな感じなのかな。
この辺でパンが2種類出される。
一皿めのソースに付けるのがオススメとのことで、やってみると本当に合う〜。
しかもパンが持っていられないくらい熱々。
幸せ。
三皿めは揚げ物。恋=鯉ということで人生初の鯉のフライ。
微かに川のにおいを感じたけれど、味は食べ慣れた白身魚のそれと変わらない。
四皿めは、リゾット…かな。
天ぷらにされている葉は、ほろ苦くて柔らかい。
後で調べたら、ふきのとうのがくの部分?じゃないかと思うんだけれど。
上にのっているのはサワラ。
ふっくら。中はちょっと半生だったりして、手の込んだ料理でした。
あまりにも色合いが素敵だったから、つい写真を撮ってしまった。
五皿めはお肉!!
ピースしてる訳ではないのですが、指が写り込んでいます٩( ᐛ )و
綺麗な色だなあ〜。肉肉しい味でした。
それ以上に、添えられている真っ白なウドが美味しかった!
出汁で煮ているのかな。
うちでも作ってみたい…。
最後はデザート。
もったいないことに、この頃にはすっかり満腹で満腹で、あっさり食べてしまったような。
とっても満足できた夕食でした。
その後、夜遅くにお風呂に行ったんですが他のお客さんがいなく、静かに入れました。
翌日の朝食
ブッフェスタイル。
どれも美味しそうだったので、お皿いっぱい。
サラダは、わさびドレッシングがクセになってもう一度取りに行きました。
厚切りベーコン?もさっぱりジューシーで美味しかった。
自分でごはんを作るようになると、色々な食材でおかずを作るのが一番手間もお金もかかることがわかる。
好き嫌いなく、何でも美味しく食べられる幸せって良いなあ。
あと、サービスで、コーヒーをカップに入れて部屋まで持っていけるのがとっても良かった。
名残惜しくチェックアウト。
歩いてすぐの松本城を目指します。
快晴。
やっぱり風は冷たくて、まだ1月のようでした。
もう平日なので、人影もまばら。
その中に、役所のネームカードを下げてお堀の周りを歩いている方々がいたんです。
新年度ということなんでしょうか。
何年も前の、自分の社会人1日目を思い出しました。
あ〜やだやだ。
本当は、今年はゆっくりお花見ができるかなと思っていたんだけれどなあ。
うまくいかないね。
予定より早く帰りの電車に乗り、帰宅。
途中、寝ても寝ても知らない地名。
でもやっぱり、桜はこっちの方が開いてきたね。